【VGC2017 JCS日程C17-3 1683】ライチュウバイバニラ+スカーフ物理カプ・コケコ

初めまして。たか(@taka_na_u)と申します。普段はただの大学院生ですが、JCSでギリギリEMOLGAME様に掲載していただけるラインに到達したため、自分が考えたことをアウトプットすることで何らかの着想の助けになればと思い、記事を書かせていただきました!
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目次


-構築経緯
-個別解説
     ・ライチュウ
     ・カプ・コケコ
     ・バイバニラ
     ・トリトドン
     ・テッカグヤ
     ・ガブリアス
-QRコード Showdown
-選出や立ち回り
-雑感
-執筆者

JCSでの戦績


日程C:17-3, 最終1683(TN:キリタニミ0)
 

構築経緯


リグナさんのライバニラが、猫騙し+命中安定かつ高火力の全体技である吹雪というシンプルな戦術に加えて、エレキフィールド下のライチュウがほぼ全ての相手の上をとって攻撃できることや、アロライZによる確定麻痺など、予選向きの要素を多く含んでいると感じたため、これをベースとすることにしました。

同じくライチュウ+襷バイバニラ+珠カプコケコから構築を開始し、この3体で明らかに厳しい避雷針やギガイアス、ベトベトン、ジバコイル等に軒並み強いガブリアス、地震を透かせてここまでで一貫しているカミツルギやカプテテフの攻撃からの逃げ先となるテッカグヤまではすんなり決まりました。
最後には、格闘打点がないことからポリゴン2やカビゴンを倒すのが困難なこと、ポリゴン2+ギガイアスに暴れられてしまうこと、イーブイをはじめとするギミック系への回答が一切ないことなどから、どくどくとクリアスモッグを採用したトリトドンに決め、考え直してみたものの結果的に本家と同じ6体になりました。

この6体でしばらく使っていましたが、S操作がない構築のため、数を増やしていたフワライドに確実に追い風を貼られてしまうことが気になりました。
そこで、バレることなく軽業発動後のフワライドの上を取ることができ、ワイルドボルトでワンパンできるスカーフカプコケコに目をつけました。テテフライドが相手でなくても、初手で出してフィールドを取られても上から撃てるボルトチェンジがあり、後発で出して相手のスカーフ持ちより(読まれず)先に動き高火力の物理電気技をぶつけられるのも強力だと思いました。
そのぶん汎用性は下がっている所謂初見殺しですが、JCS予選のような形式では刺さると考え、細かい調整を施して持ち込みました。
 

個別解説

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ライチュウ
性格おくびょう
実数値135-94-71-147-105-178
努力値0-0-4-252-0-252
特性サーフテール
持ち物アロライZ
技構成10まんボルト サイコキネシス ねこだまし まもる

主に初手でバイバニラと並べて選出し、吹雪を通すサポートをします。ガブリアスが刺さっている相手には猫騙し+剣の舞での制圧を狙っていくこともあります。

アロライZは守られても麻痺が入ることが他のどの技にもない素晴らしい点で、僕は一種のS操作のような使い方をすることもよくありました。
例えば初手でキュウコンと対面した場合に麻痺を入れてしまえば、後発のテッカグヤで縛ることができるようになったり、ガブリアスが圧倒的に動きやすくなったりします。
キュウコンのようなガブリアスより速いポケモンの多くは耐久がなく、後出しが難しいことから初手から下げる選択はとりづらく、猫騙しをチラつかせつつ麻痺を入れるこの動きはよく決まりました。

技は10万、猫騙しを確定とし、ライチュウを場に残したままガブリアスが地震を打てたり、守りながらカプコケコを投げて縛り関係を逆転させられるなどの理由から守るを採用。
サブウエポンには初めはガブリアスを重く見てめざめるパワー氷を採用していましたが、不意のマッシブーンやハリテヤマが重いこともあり、無難にサイコキネシスとしました。テテフライドを相手にした場合、フワライドを落とす代わりにテテフにコケコが落とされるパターンが多いため、そのままサイコフィールド下で裏のウインディやガブリアスをそこそこの打点で殴ることができるのも魅力的でした。
 
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カプ・コケコ
性格ようき
実数値151-167-105-103-95-194
努力値44-252-0-0-0-212
特性エレキメイカー
持ち物こだわりスカーフ
技構成ワイルドボルト ボルトチェンジ マジカルシャイン めざめるパワー炎
- ワイルドボルトで229-74程度までのフワライドを確定1発
- 軽業発動後の最速フワライド抜き

本構築の初見殺し枠です。JCSでは当たった全てのフワライドを上からワンパンできました。

スカーフテテフやスカーフカミツルギ、フェローチェなどの上を取れるため、相手が本来詰め筋としていたプランを崩すことができます。しかし、単体性能自体は決して高くないため、相手の考えているプランにうまく合わせて動く必要があります。

技についてはワイルドボルト、ボルトチェンジ、めざ炎まではすぐ決まりました。ラスト一枠は自然の怒り、とんぼ返り、フリーフォールなども試しましたが、最終的にフェローチェを落とししつつガブリアスも3割ぐらい削れるマジカルシャインとしました。特殊技にはさほど火力を求めていないとはいえ、この構成なら性格は無邪気のほうが良かったかなと思います。
 
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バイバニラ
性格ひかえめ
実数値146-106-105-176-115-131
努力値0-20-0-236-0-252
特性ゆきふらし
持ち物きあいのタスキ
技構成:ふぶき フリーズドライ こおりのつぶて まもる

1回行動できることによるリターンが相当大きいため、気合の襷という持ち物がとても強力に感じました。

氷の礫の枠については、猫騙しに両守るを合わせられたとしても確実に展開できるボディパージも候補だったのですが、ライチュウがアンコールを覚えることから両守るを選択されることがあまりなく、汎用性の高い氷の礫に落ち着きました。
ガブリアスを霰ダメージと合わせて半分削れるため、襷が割られてしまった場合にはテッカグヤのヘビーボンバーと合わせて倒すプランをとっていました。

リグナさんの記事でも述べられていますが、ガブリアス、カミツルギ、カプテテフなどのスカーフを判別できるのが非常に役立ちました。
 
423 (1) 
トリトドン
性格おだやか
実数値216-x-102-112-135-57
努力値236-x-108-0-164-0
特性よびみず
持ち物オボンのみ
技構成ねっとう どくどく じこさいせい クリアスモッグ
- HP偶数
- 最遅60族(ポリゴン2、ヤレユータン)-1

主にポリゴン2+ギガイアスに強い駒として採用しました。他にも、クリアスモッグでイーブイ系統やカビゴンの腹太鼓などを阻止したりします。

配分は勝海さんの構築から拝借し、耐久ラインは気にならなかったのですが素早さを最遅とすると相手のカビゴンに対する立ち回りが安定しなかったため、相手のカビゴンとのS関係をはっきりさせられる数値に設定しました。

本家ではどくどくよりも地割れが推奨されていますが、8回撃って1回も当たらないこともザラだったのと、複数体の相手が難しいことが気になったため、得意な相手を確実に詰められるどくどくを採用しました。毒を入れたい相手には他の状態異常が入ってしまわないよう十分気をつけていました。

Z技や草技以外でワンパンされることはほぼありませんが、数値は決して高くないため過信は禁物だと感じました。
 
797 (1) 
テッカグヤ
性格いじっぱり
実数値193-154-125-114-136-90
努力値164-148-12-0-116-68
特性ビーストブースト
持ち物たべのこし
技構成ヘビーボンバー かえんほうしゃ ワイドガード まもる
- H16n+1
- ヘビーボンバーで192-151ギガイアスを確定2発、183-115ガブリアスを最低乱数以外2発、145-96カプテテフを威嚇込みで確定1発
- A205ギガイアスのZストーンエッジを14/16で耐え
- C147カプコケコのエレキフィールド下持ち物なし10万ボルトを14/16で耐え
- 麻痺した最速110族抜き

カプコケコを物理型で採用したことによりガブリアスが重くなったため、処理を早めるA振りで採用。ギガイアスも2発で倒せるため、ガブカグヤの並びでワイドガードの択を回避するのに役立ちました。

予選の形式では相手に安定行動を取らせないワイドガードが刺さると考えラスト枠に採用。コケコライチュウをガブリアスの地震や雪崩から守るだけでなく、ガブリアスをカプコケコのマジカルシャインから守り地震で返り討ちにする場面が多かったです。少しでも宿り木型のカモフラージュになればと思い食べ残しを持たせました。
 
445 (1) 
ガブリアス
性格ようき
実数値183-166-115-x-127-163
努力値0-124-0-x-172-212
特性さめはだ
持ち物ジメンZ
技構成じしん いわなだれ つるぎのまい まもる
- ダブルダメージ地震で192-151ギガイアスを確定2発
- +1地震Zで175-136カプレヒレを確定1発
- C182カプテテフのムーンフォースを確定耐え
- 最速トゲデマル抜き

このルールでは浮いているポケモンが少ないことからやはり地震が強力で、ライチュウ+バイバニラが刺さらない相手にはだいたい地面技が通ります。
相手にポリゴン2がいない場合など、ガブリアスが全体的に刺さっている場合は猫騙し+剣の舞で圧力をかけつつ、ガブリアスより速い相手には守りながらアロライZで麻痺を入れることで上を取れるようになるため(この時、守るを合わせられても麻痺が入る)、地震で一掃できる展開を作れました。

相手のガブリアスは主にバイバニラとテッカグヤで見ているためSをトゲデマル抜きまで落とし、特殊耐久を高めました。
 

QRコード Showdownテキスト




 

選出や立ち回り


基本選出
先発:blog_import_58d21c9bdf35f.pngblog_import_58d21b704a17e.png
後発:797 (1)@1

吹雪が通る場合はこの選出です。
吹雪で雑に削って残りのポケモンで削り残しを処理するのが基本ですが、トリトドンを出す場合はトリトドンでの詰めを目指して立ち回ります。

対ギガイアス入り
先発:blog_import_58d21c9bdf35f.pngblog_import_58d21b9a92438.png
後発:445 (1)797 (1)
または
先発:blog_import_58d21c9bdf35f.png445 (1)
後発:797 (1)423 (1)

ギガイアスはほぼ間違いなく出てくるので、テッカグヤ+ガブリアスorトリトドンで抑えます。

対テテフライド
先発:blog_import_58d21b9a92438.png@1
後発:797 (1)@1

初手は基本的にライチュウを出していましたが、相手にガブリアスがいる場合はバイバニラ、ガラガラがいる場合はガブリアスを出していました。いずれも、それらを後ろから投げさせないようにするのが狙いです。
 

雑感


上から攻撃して被弾を減らす、麻痺や凍結を押し付けて有利を取る、ワイドガードで相手の勝ち筋を潰すなど、事故を極力減らすよう構築段階でかなり工夫したのですが、それでも本番では不意の急所や10万即痺れ、二連守るなどに悩まされました。
構築全体としてはカミツルギの攻撃を受けられるのがテッカグヤしかいないため、コケコにめざ炎を仕込んでいるとはいえカミツルギの処理をミスると途端に苦しくなってしまう点が良くなかったと思います。このルールではやはりウインディは欠かせないのかなと思いました。
トリックルームを軸とした相手にも予想以上に多くマッチングしとても苦戦しました。トリル要因がオーロットだったものはもはや初手降参レベルでした。。

WCSルールをやっている知り合いが少なく他人に意見をもらうことがあまりないため、感想や改善できそうな点などあれば頂けると嬉しいです!
 

執筆者


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大阪青凌 → Kyoto University (Social Informatics) M2|Pokémon VGC, 太鼓の達人, ダーツ, 岩盤浴|mihimaru GT, aiko, miwa, Perfume|桐谷美玲, 武井咲, 綾瀬はるか, 新川優愛

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