【VGC2017 JCS日程A18-2 1720】高速高火力スタン

初めまして。シェル(@shellspider)です。
皆さんJCSどうでしたか?僕は結果から言うとダメでした。予選抜けできた人はおめでとうございます。 改良して全国まで持っていく予定の構築だったのですが、供養のために公開します。 真面目に構築記事を書いたことがあまりないので拙い文章になりますが、よろしくお願いします。

clos.png 

目次


-構築経緯
-個別解説
     ・カプ・テテフ
     ・フワライド
     ・トゲデマル
     ・パルシェン
     ・ウインディ
     ・ガブリアス
-QRコード Showdown
-選出や立ち回り
-雑感
-執筆者

JCSでの戦績


5日程×2ロム参加し、 最高勝率が18-2で、最頻勝率が16-4でした。 
最高勝率を出した方のロムが、残りの日程で思うように勝てなかったのがついてなかったですね。

 

構築経緯


構築の軸としては上から殴りたいと思いました。 VGC2017は追加効果のある技が多く飛び交うルールですし、そうでなくとも急所などを考えると、受けるより上を取って先に攻撃した方が有利と考えたためです。 

そこからまずはテテフライドの並びを軸に採用しました。テテフライドはバンク解禁(おいかぜの遺伝経路が解禁)直後から使っているので、運用に関してもそこそこ自信がありました。カプ・テテフにはスカーフを持たせました。単体で素早さを確保することで、おいかぜに頼り切らずに上から攻撃を仕掛けることができます。

次に上から殴れるポケモンとして、 パルシェン+トゲデマルの組み合わせが相性補完に優れていて強いと思ったので採用しました。トゲデマルでねこだましをして、パルシェンでからをやぶるを積みます。パルシェンは一度攻撃を受ける必要があるのでテテフライドに比べて事故率は上がりますが、トゲデマルの避雷針とねこだましでサポートすることができ、からをやぶるを決めてしまえば高い制圧力を誇ります。先制技を防げるカプ・テテフとも相性がよく、トゲデマルもほっぺすりすりで上から殴る体制を作れるのが偉いです。 

また、パルシェンの耐久を補佐する威嚇が欲しかったため、これも相手の上から攻撃するしんそくが使えるウインディを採用しました。本当はこだわりハチマキでしんそくの火力をあげたかったのですが、まもるは絶対に外せないと思ったので命の珠にしました。 

最後の枠は相性が良く強そうなガブリアスを入れて完成しました。


 

個別解説

 
blog_import_58d21b7380e85.png 
カプ・テテフ

性格:ひかえめ
実数値:153-x-96-200-137-138
努力値:60-x-4-252-12-180
特性:サイコメイカー
持ち物:こだわりスカーフ
技構成サイコキネシス サイコショック ムーンフォース マジカルシャイン 

こだわりスカーフを持ったテテフです。テテフライドのスカーフテテフは読まれにくいので強かったです。 

以前にテテフライドを使用していた時に、初手でテテフが縛られていると1ターン目の行動が制限される点、追い風ミラーに弱い点、フワライドを選出しないとテテフがまともに戦えない点などが気になっていたので、スカーフを持たせました(テテフライドの並びで流行りのHBテテフは上から殴られるので使いたくないと考えました)。 
これにより追い風を打たずとも初手から殴ることも可能で、相手の先発に奇襲をしかけることができます。テテフライド対面だとおいかぜを意識する相手は迂闊に守れないので、この動きは非常に刺さりました。
 
耐久は臆病ウツロイドのヘドロ爆弾を9割で耐えるくらいはあるので、ウツロイド相手にはサイコショックを打つことで比較的有利に戦えます。 技は一致技以外でテテフがこだわったらその時点で負けだと思ったので、この4つにしました。トリル対策に守るを入れてもいいと思います。 ムーンフォースの3割Cダウンがとても強いです。
 
426.png 
フワライド

性格:おくびょう
実数値:225-x-89-110-92-134
努力値:0-x-196-0-140-172
特性:かるわざ
持ち物:サイコシード
技構成:シャドーボール 追い風 鬼火 金縛り
素早さの申し子。初期から一切配分を変えずに使っている型のフワライドです。フワライドは耐久に振った方が強いと思います。 素早さはスカーフ110族抜きまで振ってありますが、準速ゴルダック抜きまでした方がいいかもしれません。 

おにびは強い技ですが15%で外すので、外しても考えて打ちます。 かなしばりは読まれやすく感じたので、別の技に変えてもいいと思います。 シャドーボールの3割Dダウンがとても強いです。
 
777 (2) 
トゲデマル

性格:ようき
実数値:140-150-83-x-94-162
努力値:0-252-0-x-4-252
特性:ひらいしん
持ち物:きあいのタスキ
技構成:びりびりちくちく ほっぺすりすり ねこだまし 二ードルガード
ねこだましで展開をサポートします。特性と覚える技が全て高性能なので、数値以上の実力を持つポケモンです。 

物理の電気技自体が強く、カプ・レヒレやテッカグヤなど、自分より遅いポケモンに対してしっかりと役割遂行ができます。びりびりちくちくは、等倍で通る相手にもダメージソースとして非常に優秀です。また、ほっぺすりすりで相手の高速ポケモンを麻痺させて無力化できれば、こちらの独壇場になることもしばしばあります。
 
持ち物は、素早さが頼りないので一撃で倒されないようにきあいのタスキを持たせました。 アンコールがないため地面タイプ相手には何もできず、特にウインディと並んでしまうと相手のガブリアスに対して圧倒的に不利になるので、その辺は注意して展開する必要があります。 びりびりちくちくの三割怯みが強いです。
 
091.png 
パルシェン

性格:ようき
実数値:134-131-201x-73-134
努力値:68-124-4-x-60-252
特性:スキルリンク
持ち物:白いハーブ
技構成:つららばり ロックブラスト 殻を破る 守る

トゲデマルの猫騙しと合わせて殻を破ります。当然、選出で対策されるのでからをやぶるを打つのは簡単ではないですが、決まればそれでゲームセットとなることもあるのでリスクに見合うだけの価値はあります。 

しろいハーブは下がった耐久をリセットするために持たせていますが、相手のウインディの威嚇によるAダウンをリセットできるのも強いです。以前はとけないこおりを持たせていましたが、火力過剰だったのでやめて、Aも無振りカミツルギを2倍つららばりで確定ラインまで落とし、残りを耐久に回しました。
これでDをこだわりメガネコケコのマジカルシャイン(ダブルダメージ)を耐えるまで振ることができ、残りをHに回しています。 パルシェンの物理耐久は非常に魅力的で、これのおかげで後出しから殻を破れることも多いです。

からをやぶるを決める盤面ですが、相手の盤面が物理2体なら起点にできますし(この時にウインディを投げて威嚇でサポートも可能)、特殊物理1体ずつでも、何らかの手段を用いて特殊側を縛ることで起点にすることができます。

これは最終手段ですが、Aにあまり振ってないカミツルギのリーフブレードくらいなら高乱数で耐えます。 出せない相手には出せないポケモンなので、パルシェン選出が行けるかどうかはしっかり見定める必要があります。出せれば強いです。 
 
blog_import_58d21b8920e28.png 
ウインディ

性格:いじっぱり
実数値:173-178-101-x-102-138
努力値:60-252-4-x-12-180
特性:いかく
持ち物:命の珠
技構成:フレアドライブ インファイト 神速 守る
今更その強さを解説する必要もない物理型のウインディです。威嚇としんそくが強い。 
ジメンZを持たせたガブリアスに物理打点の役割が集中することが多かったので、インファイトを入れて、主にポリゴン2やギガイアスにはウインディも攻撃できるようにしています。
ギガイアスはトゲデマルのびりびりちくちくと合わせて高乱数で落とせたはずです。落とせなくても急所か怯みがあるので大丈夫だと思います。 

対トリル用にまもるが欲しかったのでこだわりハチマキではなく命の珠にしました。反動ダメージもあってか非常に短命なので、慎重に扱う必要があるのが難しかったです。
しかし、確実にテッカグヤを仕留められる火力は魅力的でした。 追加効果のある技がフレアドライブの一割火傷しかないので、その辺が少し不満です。
 
blog_import_58d21bbcd89ae.png 
ガブリアス

性格:ようき
実数値:183-182-115-x-106-169
努力値:0-252-0-x-4-252
特性:さめはだ
持ち物:ジメンZ
技構成:地震 岩雪崩 剣の舞 守る
高速ポケモンの中では遅い方ですが、それを差し引いても余りあるスペックを持っています。 
トゲデマルのねこだましと合わせてつるぎのまいから入ることが多いです。 この構築は高耐久スイッチトリルのような相手が非常に辛いので、その辺を無理矢理突破するためにつるぎのまいは必須です。
上手い相手だとウインディを後ろから投げたりして舞った後の火力を削いできますが、急所や怯みもあるのでとにかく無理矢理突破できることに期待して舞います。
ただしウツロイド+ポリゴン2のような、トリル2枚構築はかなり厳しいです。 

以前は性格をいじっぱりにしたり、特性を砂がくれにしてギガイアスに強くしたりしていたりも試したのですが、陽気鮫肌が一番強いと気付いたのでこれで完成系だと思います。 

いわなだれの三割怯みは強いのですが、一割外しが怖いので別の技に変えてもいいかもしれません。とは言えこれ以上に汎用性のある技は思いつきませんが。
この構成だとジメンZを消費した後はワイドガードギガイアスに対して完全に無力なのですが、いわなだれを隠しておいてつるぎのまいで圧力をかければ、相手がドラゴンクローなどを恐れてかワイドガードを打たないこともが多かったので特に困りませんでした。
 


QRコード Showdownテキスト


【レンタルチームQRコード】
運営のQRコードの空き枠がないため、現在は提供いただいた場合のみ掲載しています。



 

選出や立ち回り


パルシェンが行けそうな相手にはトゲデマル+パルシェンから出し、サポートとしてカプ・テテフやウインディを控えに置きます。パルシェンは初手で積むことができなくてもチャンスは残るので、少しでも行けそうなら積極的に出していきます。 以下はパルシェンが行けそうでないパーティへの立ち回りです。 

vsトリパ 
トリルが阻止できそうな場合は全力で阻止しに行きます。大抵の場合、火力に信頼のおけるカプ・テテフが先発になります。 
阻止が難しそうな場合はトゲデマルのねこだましや、ウインディのしんそくによる縛りでトリルのターンを稼ぎます。そのため、先発でカプ・テテフを出してはいけません。 

相手が物理多めの場合は受けポケモンとしてパルシェンを出すこともあります。 太鼓暗示の場合は怯みを狙っていわなだれやほっぺすりすりを撃っていきます。 

vsペリッパー・ゴルダック 
相手のおいかぜを相殺するため、トゲデマル+フワライドから入り、ねこだまし+おいかぜで展開します。 2ターン目にゴルダックをびりびりちくちくかほっぺすりすりで無力化させに行きます。
ねこだましに対してアンコールをされた場合はカプ・テテフに引っ込めてフワライドのサイコシードを発動させ、ミズZを耐えるようにします。
フワライドがペリッパーに削られている場合は諦めましょう。 

フワライドににほんばれを採用すれば楽になるのですが、そこまで数が多くない上ににほんばれがなくとも勝てることが多かったのでそこまでする必要があるかは微妙です。D日程あたりで少し流行っていたので辛かったです。 

vsドレディア・コータス 
トゲデマル+ガブリアスから入り、ねこだまし+つるぎのまいをします。こうすることでガブリアスにヘイトが集まるため、次のターン確実にドレディアにほっぺすりすりを入れることが可能になります(初手でほっぺすりすりを入れようとすると守られる危険があります)。 

vsライチュウ・コケコ 
トゲデマル+ウインディから入り、後ろにカプ・テテフを控えさせます。 ライチュウやコケコの交代をしっかり読むのと、トゲデマルを最大限大事にすることを意識して立ち回ります。 

vsレヒレ・ポリゴン2・ギガイアス
トゲデマル+ガブリアスから入り、つるぎのまいを積んで強引に突破します。トゲデマルが残った場合はびりびりちくちくの怯みを狙っていきます。 
控えはカプ・テテフとウインディになると思います。 

vsペルシアン・レヒレ 
トゲデマル+何かから入り、ペルシアンのねこだましに合わせてカプ・テテフを投げます。カプ・レヒレにびりびりちくちくが入るか、ペルシアンにほっぺすりすりが入れば有利な盤面に持っていけると思います。 

vsカミツルギ・レヒレ先発が想定されるパーティ 
トゲデマル+ガブリアスから入り、カミツルギ+カプ・レヒレで来た場合は、カプ・レヒレにびりびりちくちくを撃ちつつ、ガブリアスはウインディに引っ込みます。 1ターン目でトゲデマルが殴られてカミツルギに縛られた時は択になりますが、その頃にはレヒレの持ち物が大体判明しているのでこちらに有利な択ゲーになると思います。 

vsウツロイド・ポリゴン2 
苦手な相手であり当たらないように祈ります。 もし当たったら、ウツロイドにねこだまし+ジメンZで守られても最低限削れるようにします。 ポリゴン2がトリルをしてきたら時間稼ぎをします。
相手がれいとうビームでガブリアスを落としてきたら、カプ・テテフでウツロイドを縛りつつ、びりびりちくちくでポリゴン2を怯ませます。 

vsコケコ・ポリゴン2・カビゴン 
見せ合いで壁を貼ってくるコケコと決め打ちしてつるぎのまいを積んでいきます。 

vsテテフ・フワライドorバルジーナ 
フワライド+トゲデマルから入ります フワライドでおいかぜを相殺しつつ、トゲデマルでほっぺすりすりを撒いて行けば有利をとれると思います。 テテフライドミラーの場合、フワライドはタダ乗り一択です(もしタダ乗りできなくてもデメリットにはならないため)。 

vsエルフーン・テテフ 
これもフワライド+トゲデマルから入り、ほっぺすりすりを撒いていきます。 (相手にテテフがいない場合はトゲデマル+パルシェンから入って、からをやぶるの圧力でエルフーンのまもるを牽制しつつ、ねこだまし+つららばりでエルフーンを落としに行きます。) 

vs特殊多めの高速スタン 
テテフライドで殴りに行きます。

 

雑感


急所や怯みを食らうことがほとんどない構築なので、低〜中レート相手には安定して勝つことができました。その点ではJCS向きの構築だったのではないかと思います。 
一方で、辛い構築が多いため、立ち回りが上手い人には中々勝つことは難しいです。フワライドの選出機会が日程を重ねるごとに減って行ったので、別のポケモンに変更すればもっとバランスのとれた構築になるかもしれません。

しかし、構築を変更しても付け焼き刃のプレイングでは勝てないと思ったので全日程通してそのまま使っていました。 
もし次があればここから改良して使いたいと思える構築でした。

 

執筆者


YG4ed6pu_400x400.jpg 
ポケモンなんでも。 アニメ用→@shellspider2 日常用→@shellspider3

主な実績
上記の構築で第14回あいオフ 準優勝 

プロフィール

emolgame

Author:emolgame
「新鮮な情報」をお届けするメディア。ポケモンWCSルールを主に取り扱っています。

Twitter:emolgame_jp

YouTube:エモルガムTV

ツイッター

検索フォーム

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
ゲーム
98位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
任天堂(Nintendo Wii, DS)
9位
アクセスランキングを見る>>