【VGC2017 INCFebruary7位 1872】ガブコケコスタンダード

初めまして。てるるん()と申します。この構築記事は既に自分のブログに公開してありますが、エモルガムに寄稿するために新しく書きおろしました。自分のブログでは主に構築を組む段階での思考(採用理由)について、こちらでは実際の動き(使用感)について重点をおいて執筆したため、需要に合わせて読んでいただければな、と思います。

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【目次】

-構築経緯
-個別解説
     ・カプ・コケコ
     ・ガブリアス
     ・ウインディ
     ・テッカグヤ
     ・ハリテヤマ
     ・ポリゴン2
-QRコード Showdown
-選出
-雑感等
-執筆者


 
【構築経緯】
今回の構築は一般的にスタンダードな構築に採用される、カプ・コケコ、ガブリアス、テッカグヤ、ポリゴン2、ウインディの並びに、あまり見ることのないハリテヤマを組み込んでみました。

採用理由については、レート環境においてポリゴン2やギガイアス、カビゴンなどといったポケモンが流行しており、それらの役割対象を破壊するためです。
先ほど挙げたいずれのポケモンも極力仕事をされたくないポケモンであり、それらの処理速度が落ちるとこちらの構築を崩されかねません。そのようなポケモンの弱点を突く、高火力一致技で致命傷を与えられるハリテヤマを採用しました。

いざ実際に使ってみたところ、想定通りギガイアスやカビゴンをハリテヤマで処理する試合が多く、INCで満足する結果を残すことができました。以下がその構築となります。
 
【個別解説】
  jbiojojgriogr
カプ・コケコ

性格:臆病
実数値:145-*-106-147-95-200
努力値:0-*-4-252-0-252
特性:エレキメイカー
持ち物:デンキZ
技構成:10万ボルト 放電 マジカルシャイン 守る
S:同速意識の最速

この構築では電気Zを持たせたカプ・コケコを使用しました。
S200という高い素早さからほぼ1回は行動することができ、基本的に「Zクリスタルが腐る」というケースがなくなり構築の扱いやすさが増したと感じています。
どのくらいの火力かというと、フィールド下ではウインディやカプ・テテフ、非フィールド下ではカプ・レヒレやテッカグヤを一撃で倒すことができる程度です。

基本的にはカプ・コケコは初ターンに繰り出し、相手のポケモンを電気Zで処理することで残数4 vs 3から有利なサイクル戦を仕掛けていく動きを行っていました。
しかし注意しなければならないのは地面タイプと避雷針の存在でした。特に電気Zをガブリアスに受けられてしまうことも多く、択の強さが求められるポケモンであると感じています。

またアローラガラガラやトゲデマルに対しては滅法弱く、基本的にはカプ・コケコの選出を諦めるのが丸い選択です。
ただ放電で避雷針の隣のポケモンに電気技を通すことができるので「避雷針がいるからカプ・コケコは選出しない」と機械的に行うのではなく、ケースバイケースで選出を行う必要がありました。
具体例を出すと、ギャラドス+ガラガラの並びは構築的に重く、無理やり放電を当てにいく強気な選出を行うしかありませんでした。

使用感はとてもよく、ほとんどの試合において、先述した残数4 vs 3からの有利なサイクル戦を仕掛けていくことができました。
しかしガブリアスに交代されたり、カプ・レヒレに守られたりなどと絶対に択が絡んでしまうポケモンであるのは否めません。
つまるところ、キリキザンが好きな人ほど強さを発揮させられるポケモンです。

この構築はカプ・コケコの役割遂行の有無で大きく試合が左右される構築あるため、じゃんけんに自信のある方はぜひ使ってみてください。
 
vvkojoirvio
ガブリアス

性格:陽気
実数値:191-181-115-*-105-162
努力値:60-244-0-*-0-204
特性:サメ肌
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:地震 ドラゴンクロー 岩雪崩 毒づき
A:ダブル補正地震で無振りカプ・コケコ確定1発
B:陽気ガブリアスのドラゴンクロー+相手の鮫肌によるダメージを高乱数耐え(93.6%)
S:準速109族抜き

今回はガブリアスに拘りスカーフを持たせた個体を採用しました。
初手にカプ・コケコの電気Zと合わせて、襷キュウコンや襷カミツルギなどを倒すことができるようになったのは大きな強みでした。
他にもカプ・コケコを地震で上から倒せる点も非常に強かったです。

さらに拘りスカーフと岩雪崩の相性はとても良く、相手に不利な運を押し付けることができます。
しかし積極的に岩雪崩で怯みを狙っていくのではなく、
①相手に岩弱点がいるとき
②襷を削っておまけが欲しいとき
③することがなくなって交換先もいないとき
④雪崩怯みしか勝ち筋がなくなったとき
に岩雪崩は打ちましょう。
追加効果は非常に強力ですが、岩雪崩の火力は乏しく「3割で怯む猫騙しを打ち続ける機械」になったガブリアスは弱いです。

補足ですが、岩雪崩を非エレキフィールド下のカプ・コケコの電気Zと重ねると、H252ウインディを倒すことができるというのを知っておくと行動の幅が広がると思います。
また拘りスカーフで技が固定されることのデメリットについてですが、構築には地面無効のテッカグヤやBにかなり割いたポリゴン2がいるため、地震の打ちづらさはほぼ感じませんでした。

最後に技の解説ですが、ドラゴンクローは主にワイドガードを持ったギガイアスやプテラ、ドラゴンタイプのガブリアスやジャラランガに打ちました。
浮いているポケモンを除いてミストフィールド下では半減されてしまうことに注意しなければなりません。
毒づきはカプ系統を初めとしたフェアリー系統に削りとして打ちました。
 
htphtp
ウインディ

性格:意地っ張り
実数値:183-165-101-*-104-138
努力値:140-156-4-*-28-180
特性:威嚇
持ち物:こだわりハチマキ
技構成:フレアドライブ インファイト ワイルドボルト 神速
A:鉢巻フレアドライブでH252カプ・テテフ確定1発
B:陽気ガブリアスのダブル補正地震確定耐え
D:臆病ウツロイドのパワージェム高乱数耐え(93.6%)
S:準速85族抜き

WCSでは一般的な型の鉢巻ウインディです。
この構築では、主に、カプ・コケコで倒し損じたテッカグヤを倒してもらったり、ハリテヤマを選出できない構築に対して格闘弱点の処理を任せたりしました。
特にカプ・テテフ入りに対してはハリテヤマを選出することができず、鉢巻ウインディのインファイトという技がかなり重宝される技となりました。

メインウェポンであるフレアドライブ、格闘弱点に致命傷を与えるインファイトに加え、ワイルドボルトはカプ・レヒレやオニシズクモなどの水タイプを削る技として、神速は高火力先制技としてどの技も非常に役に立ちました。
無難な駒であり無難に強かったです。
 
huihuiu
テッカグヤ

性格:慎重
実数値:193-125-136-113-139-103
努力値:164-28-100-0-44-172
特性:ビーストブースト
持ち物:食べ残し
技構成:ヘビーボンバー 火炎放射 宿り木の種 守る
B:陽気ウインディのフレアドライブ確定耐え
D:エレキフィールド下、臆病カプ・コケコの10万ボルト確定耐え

テッカグヤには残飯を持たせ、主に相手の駒を詰める役割を任せました。
優秀なタイプから相手を詰ませる能力が非常に高く、特に火炎放射の追加効果さえ引ければ鈍いカビゴンですら詰めることができます。

基本的にテッカグヤは優秀な耐性から受ける駒として投げ、殴って倒せそうなら攻撃、詰ませることができるなら宿り木、電気タイプや炎タイプが相手にいるならガブリアスやハリテヤマに交代、といったふうに扱っていました。
小さなダメージを回復できる食べ残しと、999㎏から放たれるヘビーボンバーからサイクル戦にはとても強く、カプ・コケコの電気Zで頭数の有利を取った後、テッカグヤを頼るケースは非常に多かったです。

技に関しては、ヘビーボンバーはウツロイドやカプ・テテフを倒すため、火炎放射はカミツルギの処理やテッカグヤミラーでの打点、また先述した鈍いカビゴンを詰める際に重宝しました。
そして高い耐久値と優秀な耐性を活かすための宿り木の種と守るです。

準伝説だけあって数値も高く火力面でも耐久面でも非常に頼れるポケモンでした。
 
297 (1)
ハリテヤマ

性格:意地っ張り
実数値:223-182-97-*-98-71
努力値:28-204-132-*-140-4
特性:厚い脂肪
持ち物:突撃チョッキ
技構成:猫騙し インファイト 叩き落とす フェイント
B:陽気ガブリアスのライジンググランドオーバー(地震地面Z)高乱数耐え(93.6%)
D:サイコフィールド下、チョッキ込みで臆病カプ・テテフのサイコキネシス高乱数耐え(93.6%)
S:無振り50族抜き

トリプルバトルでお世話になったチョッキハリテヤマです。WCSルールではフェアリータイプの採用率が非常に高く、格闘タイプに向い風な環境ですが、チョッキを持つことである程度は動きやすくなったと感じています。

基本的にはポリゴン2やカビゴン、ギガイアス、ガラガラが相手にいるときに選出しインファイト、叩き落とすを当てていきます。たとえ、それらのポケモンを相手が選出しなかったときでも、猫騙しやフェイントなどで味方のサポートをすることができ、確実に一定以上の仕事は果たしてくれます。

WCSでのスタンダードパーティはトリル下でのポリゴン2とギガイアスの並びがつらくなってしまうケースが多く、そのような並びに対する回答としての採用でした。
構築の穴を埋める、という形での採用でしたが、期待していた役割はしっかりと遂行してくれ、猫だましやフェイントなどの便利な技まで組み込める偉いポケモンでした。
 
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ポリゴン2

性格:控えめ
実数値:191-*-132-143-122-81
努力値:244-*-172-36-52-4
特性:ダウンロード
持ち物:進化の奇石
技構成:10万ボルト 冷凍ビーム 自己再生 トリックルーム
C:冷凍ビームでD4ガブリアスを確定1発
B:陽気ガブリアスのダブル補正地震確定4耐え
D:エレキフィールド下、臆病珠カプ・コケコの10万ボルトを確定2耐え
S:無振り60族抜き

Bに厚く割き、ガブリアスを倒せるラインまでCに振ったポリゴン2です。
Bに厚く振ることで余裕をもってガブリアスの地面Zを耐えることができ、そのまま返しの冷凍ビームで処理をするといった試合はとても多かったです。
また味方のスカーフガブリアスの地震に巻き込んでもあまり削れないため、スカーフガブリアスの使いやすさに繋がりました。

10万ボルト、冷凍ビーム、自己再生は必須技でしたが、トリックルームに関しては使用する回数も少なく再考する必要があると感じています。
最近フェローチェの膝を割るための守る、ポリゴン2ミラーやトリトドンに強くなる毒毒、追加効果が優秀なトライアタックなどが候補でしょうか。ただそこまでトリパが重い構築ではないのにも関わらず、思考停止でトリックルームを採用してしまったのは失敗であったと感じます。

耐久も高く技範囲も広いためとても信頼できるポケモンでした。たた挑発には弱いためカプ・テテフやバルジーナには注意して扱っていました。
 



 
【選出】
・基本選出
vvkojoirviojbiojojgriogr
huihuiuijijjiorhuihuiu@1 orijijji@1

のいずれかでした。 カプ・コケコの電気Zを当てることを意識しましょう。

・対ゴルダックペリッパー
297 (1)ijijji
vvkojoirviojbiojojgriogr

猫から入ってポリゴン2で削ったりトリルを打ったりします。

 【雑感等】
運や択を押し付ける構築なので、多少実力差が存在してもひっくり返せるケースが多い構築でした。
また、立ち回りもガブリアスとカプ・コケコの高速アタッカーで崩し、サイクル戦を仕掛け、テッカグヤやポリゴン2で詰める、という単純明快でわかりやすく、ダブル初心者の私でも扱えた構築だったと感じています。
INCから少し環境が進み、この構築がレートで戦えるかどうかはわかりませんが、使っていて楽しいのでぜひ試していただけたらなと思っています。
 
【執筆者】
てるるん()

主な実績 
XY S1トリプルレート 最終1位2位
   S2トリプルレート最終3位
        S14トリプルレート最終2位
全シーズントリプルレート最終1ページ目掲載

ORAS     S14~S17トリプルレート最終1ページ目掲載
               イッシュファイナル6位

SM INC  February7位

ぜひ合わせてお読みください。

terurunn.hatenablog.jp

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