【VGC2018 JCS レート1730 45位 構築(パーティ)】三ツ矢スペシャルセカンド【ポケモン USUM ダブルバトル】

三ツ矢ことrei(@FrozenMitsuya)です。なんだかんだ4回目の記事投稿となります。今回は自分が結果を残したわけではなく僕が作った構築でえるふ(@examy_5)さんがJCSでレート1730を記録したためビルダーの僕が記事を書くことになりました。以前公開したビビり玉ミロカロスもそうですが、強いと思った1匹からくみ始めた構築なのでそれ以外の説明は若干雑になりますのでご了承ください。

構築経緯

自分は一応incで全国大会の権利を得られていたため、そこまで真剣にポケモンに取り組むつもりはなかったのですが某賢者に介護を頼まれたので本腰を入れて構築を作成することにしました。 そこで目を付けたのが、以前ギャラクシーオフで優勝した、ラッキーがスタン寄りの構築に入っているタイプの構築です。 ただ、メガ枠がゲンガーである点に対ガエンであったり、対グロスに関して不安を感じたためラッキー1匹から自分色の構築を作ろうと思いました。
ラッキーを考えるにあたって、地球投げ、卵産み、小さくなるはどれも必要な技だと感じ、原型はサイドチェンジであるスペースはもう周知されてきており、打つ前からどうしても読みが発生する・ランドロスリザードンを始めとした単体技全体技どちらを放ってくるかわかりにくいポケモンに無力で、別の技でいいと感じたのでそこを変更するべく技スペースを眺めていたら凍える風、スキルスワップ、カウンターなど意外にも使えそうな技がそこそこあることに気づきました。そんな中で一際輝いていたのが「癒しの波動」という技。 居座り性能がありえないくらい高いが削りのスピードがありえないほど低いために隣に火力を集中されがちなこのポケモンにサイドチェンジと違い確実に耐久を与えるえげつない技に見えました。
そこで相方に選んだのはチョッキガオガエン。相手の攻撃を受けたところに癒しの波動で回復してから後攻とんぼ返りで有利盤面の作成、猫だましからの小さくなる、すでにどちらか削れていたら卵産み、癒しの波動といった行動により最高の整地性能をもちます。 ここから、とんぼでの有利対面の作成に癒しの波動を絡めて勝つのをメインとしたので、これに第2の威嚇であるランドロス、高火力のボルチェンを基本上からうて、モロバレルなどの催眠から味方を守れるカプコケコが入り、このままでは滅びゲンガー軸に対して無力、追い風展開がきつい、水技の一貫などの課題を解消するためにリザードンを採用。 バンドリなどの物理積み技いり、ミロカロスなどの威嚇からゲームメイクさせてくれないポケモンなどラッキーガエンのカバーできない構築を浅く広く見るためにジャラランガを採用。 結果的にオーソドックスなリザコケコのメンツ5匹にラッキーがピンで入ったようにみえる構築になりました。

個別解説

リザードン 性格:おくびょう 実数値:153-x-98-211-136-167(メガ進化後の数値を記載) 努力値:0-0-0-252-4-252 特性:ひでり 持ち物:リザードナイトY 技構成:かえんほうしゃ/ねっぷう/おいかぜ/まもる 火炎放射:確実な打点として採用。運に自信があればオーバーヒートの方がよいのだが外すと取り返しがつかないのでこちらに。h4スカーフランドなら高乱数(87.5%)で、結局お祈りは必要なのだがそれでも確実にほかの技の圏内に入れられるというのは安心につながった。 熱風:両当てすれば大きくアドが取れる技なので採用。外しの怖さは常にあるので、確実に行きたいところと少しのリスクを背負い両方に干渉したいところの見極めは大事。 追い風:猫追い風の展開が中々強いこと、相手の追い風が重いため切り返しのために採用。 まもる:コケコのエレキネットやガエンへの交代によって縛り関係を解除するため必要な技。 一回の行動ができるかできないかがかなり大きく試合の趨勢にかかわるので、さまざまなサポートや有利な盤面つくりをしながら序盤は試合を作っていく。 半減だろうがある程度のダメージを期待できるので熱風によるクローザーとしても優秀なので試合の流れを見ながらこのポケモンの切り方を考える必要がある。 コケコと出すことが多く相手のランドロスの特性表示を見てから動けるのでスカーフ以外のランドを抜くために最速。 ラッキー 性格:ずぶとい 実数値:331-x-62-x-138-84 努力値:44-0-252-0-100-108 特性:しぜんかいふく 持ち物:しんかのきせき 技構成:ちきゅうなげ/たまごうみ/いやしのはどう/ちいさくなる 地球投げ:このポケモンで詰ませる意味では、どくどくの方が優秀なのかもしれないがちょうはつを受けても腐らずに削っていける点で優位。現環境でちょうはつを打ってくるポケモン(コケコ、テテフetc)が軒並みHPが低く1度入れただけで他のポケモンの圏内に入れられるのがかなり強かった。 卵産み:この技があるため、癒しの波動が択になりにくい。このポケモンで詰ませることを考えても必須。このルールは時間が少ないのでこの技のみを連打してtodも何度かした。 癒しの波動:構築のコンセプト。能動的に発動できるフィラのみ、と考えればズルさがわかるかも。使いたての頃は指粉で吸われることを知らず相手を回復させるガバプレイが発生したのでもしこの構築を使う人がいれば留意してほしい。 ちいさくなる:やることがないときに押してるだけで要塞が完成してしまう。「攻撃が当たらない可能性がある」だけで相手のプレイングを歪められるので、1回でも積んでおくと相当強い。1回詰んだだけで技が当たるのは6割、このポケモンをワンパンできる行動はほぼないため2回で死ぬと仮定しても死亡率は4割弱。強い。 起源主張するわけではないが少なくとも自分はまだこの型のラッキーは他に見たことがない。 Sの数値は味方のガオガエンより早く癒しの波動を打つためと、マリルリ、ガオガエンあたりの60族を考えたときに20振りまでにボリュームゾーンがあるとなんとなく思ったため無振り+4とした。 今の環境はどれだけ威嚇猫を持つガオガエンをぶつけるか、ぶつけさせないかの思考が確実に存在するので、猫だましをしながら癒しの波動をしたり、上から殴らせて癒しの波動を打ち回復しながらとんぼで有利対面を作るなんてことをやられたら発狂してしまいそうなものである。一応、従来のラッキー構築の崩し方が取り巻きをさっさと片付けてからラッキーに火力を集中するという風潮があるため、その思惑を崩せるということも強く感じられた要因だと思っている。 ガオガエン 性格:いじっぱり 実数値:201-148-125-x-129-80 努力値:244-0-116-0-148-0 特性:いかく 持ち物:とつげきチョッキ 技構成:フレアドライブ/はたきおとす/とんぼがえり/ねこだまし フレアドライブ:物理一致技の最高火力。どうせ回復するからと反動をあまり気にせずうてる。 叩き落とす:使い勝手のいい一致技。交代で出てくるスカーフランドに当てられると簡単に縛れるのでかなり楽になる。 とんぼがえり:コンセプト上必須。 ねこだまし:このポケモンの存在価値。 最近むやみにこのポケモンにとつげきチョッキを持たせた記事が見られ、木の実でよくね、採用理由かけよだとか4ウエポンに理由づけしたいだけでしょなんて声も聞かれるがこの構築のチョッキはそもそも癒しの波動による回復を前提にしているし、ランドに無理やり繰り出すことも多々あるので大地の力のダメージを抑えたいなどなど、チョッキがぴったりだからである。 期待通りゾンビになるほどの過労ぶりを見せてくれた。新社会人オタクもこのポケモンのように企業の歯車になれるよう頑張ってほしい。 カプ・コケコ 性格:おくびょう 実数値:149-x-106-142-97-200 努力値:28-0-4-212-12-252 特性:エレキメイカー 持ち物:こだわりメガネ 技構成:10まんボルト/ボルトチェンジ/エレキネット/マジカルシャイン 10万ボルト:一致安定打点。基本必須。 ボルトチェンジ:構築のコンセプト。メガネコケコのボルトチェンジはありえないくらい削れる。強い。 エレキネット:リザコケコで出すことでマリルリバレルへ回答を出すことができたり、リザへの集中などが見えたら守らせてこの技で縛りを逆転できたり、マジカルシャインの通りが悪い時この技でスイープできたり、非常に痒いところに手が届く便利な技だった。 マジカルシャイン:ジャラランガを高速処理できるルートが構築に非常に少ないため必須。 そこまで説明が必要なポケモンではないと思うが、このポケモンもガオガエンと並んでパーティの潤滑油であるが攻撃はなるべくガオガエンに受けさせたいため、ボルトチェンジは確実に決めたい。 バンギバレルなどの並びの時バンギにダメージを入れておきたいが守るヘド爆でとられるリスクがある…などという場面では素交換やバレルにボルチェンを打ったりするプレイが大切である。ランドロスに引かれそうな時も同様である。 エレキフィールドもこの構築にマッチしており、ガオガエンやラッキーを胞子などから守れたのは非常に便利だった。 ランドロス 性格:ひかえめ 実数値:165-148-110-172-100-143 努力値:4-0-0-252-0-252 特性:いかく 持ち物:こだわりスカーフ 技構成:だいちのちから/ヘドロばくだん/めざめるパワー氷/ばかぢから 大地の力:一致技。周知のとおり微妙に足りない火力をラッキーの地球投げやコケコの全体技で補完していく。 ヘドロ爆弾:単純に範囲が優秀であるとともに、流行っているスカーフブルルを縛れると構築上かなり大きいので採用。 めざめるパワー氷:同族を意識して採用したもののあまり打つ機会がなかった。とんぼ返りのほうが多分いい。 馬鹿力:特殊型にこの技が入っているのは珍しいと思うのだが、この構築はバンギ入りに対して威嚇2枚をくるくる回しつつラッキーで削っていくダメージレース展開になるのでこの技でバンギラスをとれるとゲームの大勢が決まるので採用。実際はバレルなどがいるため、そう毎試合決まるものではないがあってよかった場面は多い。 流行りの特殊ランドロス。範囲の広さがとても魅力。逆に火力は不足しがちなのでそこをどう圏内に入れていくかなのだが、この構築においては削りの手段が豊富なので扱いやすかった。 運用としてはラッキーやリザードンが出せない相手に入ってきてプランを整えるイメージで出すことが多い。 ジャラランガ 性格:ひかえめ 実数値:151-x-145-167-125-137 努力値:4-0-0-252-0-252 特性:ぼうおん 持ち物:ジャラランガZ 技構成:スケイルノイズ/かえんほうしゃ/みがわり/まもる スケイルノイズ:入れない意味がない。 火炎放射:ノイズの通りが悪い相手に一番マシに通る技。晴れていると一致技の感覚で打てるのが強いと感じた。晴れ下+1放射がcsコケコに最低9割入るので猫だまし等入れておけば、確実に倒せるのが便利だった。合わせるのが地球投げであれば、どちらかの条件が欠けててもいいのがきれい。 身代わり:このポケモンに必須だと思っており、あらゆるデバフやねこだまし、なだれなどからこのポケモンを守る…だけでも十分強いがそれに加えてこの構築は見た目通りカビクレセ、カビゴチルがかなり重いため猫身代わりまもるなどを合わせてトリルターンを稼ぎ、切れたところで一掃するというプランをとるために必要な技であった。 守る:積みポケなので大事に扱うことが必要なため。 選出率はそこまで高くないが、技説明で割と無茶なことを書いてるとおり、ある程度無理が効くポケモンなのでかなり助けられたし単純にラッキーが無理なポケモンには積めることが多いのでジャラランガとラッキーでリレーのように積ませていく展開も多かった。

選出

・基本選出 リザコケコの取れる選択肢が守るエレキネット、追い風ボルチェン、ボルチェン熱風、守るガエン引きからの追い風展開、後ろのクッション性能が高いが故の両引きなどなどとれる行動が多岐にわたるので対応力が高く、特に問題がなければこれを出していた。 ・vsグロス系統にバンギが入ってるやつ (ex.レヒレグロスサンダーバンギガエンバレル) 相手の単体で大火力をたたき出せるのがバンギのみなのを利用して永遠に癒しの波動威嚇サイクルで徐々に削って小さくなるで詰めることを目指す。留意しておきたいのがレヒレで、最悪メガネなら放置してもラッキーでギリ何とかなるし、それ以外ならコケコの前ではデンキZ警戒の守るやランド引きをされやすいのでレヒレに脊髄反射でボルチェンをおさないように。あとはバレルの横にボルチェンを押すと守るヘド爆のリスクを背負うってことくらい。

雑感

尖ったように見えて多くの構築に有利を取れる対応力の高い構築に仕上げられたとは思うのですが、反面ミミカビバシャキザン等どうしてもめちゃくちゃきつく一点読みを通さなければ勝てない構築の存在を解決できなかったのが残念です。 時間があまりなく、これが完成形かといわれると疑問も感じるので、このギミックやならびに興味を持った方がもしいらっしゃれば自己流にアレンジして使ってみるのも良いのではないでしょうか。

執筆者

rei (@FrozenMitsuya)Follow @FrozenMitsuya 1月inc1812 12位 2014全国大会シニア出場 んほー。

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