【VGC2018 INC March レート1800 JPN10位 構築(パーティ)】ほろびのうたビートダウン【ポケモン USUM ダブルバトル】

・あみけさんのコメント
お久しぶりです。あみけ(@amike_asn)と申します。 INC Marchで中山さん(@HMZN_PK)がPJCS出場権を獲得したパーティを紹介させていただきます。
・中山さんのコメント
初めまして。中山(@HMZN_PK)と申します。
私は先月開催されたINC Marchで上位入賞し、構築記事を書かないかとの紹介をしていただいたのですが、私が使った構築は大会の直前期にあみけに泣きついて教えてもらったものなので、構築の理解度のより高い彼に代わりに解説を書いてもらいました。

構築経緯

インターネット大会では読み合いを極力減らすことのできるパーティを使うことに決めていたため、パーティ選択にあたって、『ほろびのうた』 という強力な勝ち筋を2枠で完結させつつ、ビートダウンの動きも可能な+の組み合わせに着目。 同時期にパメラさんの+の記事が公開されたため、その並びを模倣することから始めました。 (/////) パメラさんの公開した並びは非常に強力だったものの、自分のプレイの範疇ではメガボーマンダとカプ·コケコの選出率が著しく低い印象を受けたため、この2枠を変更し、コンセプトを感触の良かったメガゲンガーの「かげふみ」による盤面のロックからの展開のみに絞ることにしました。 「かげふみ」を絡めたビートダウン要素は技範囲的にも(///)のみで充分保管できていると考えていたため、残りの2枠は『ほろびのうた』をメインの勝ち筋にしたルートで2ターン目にメガゲンガーの安定した引き先となり、ガオガエンの後攻「とんぼがえり」からジャラランガを安全に着地させるプランを崩してくる『トリックルーム』を逆手に取ることが出来る「はらだいこ」カビゴンと、先発でメガゲンガーを縛る2体の並びや、『ほろびのうた』の通らない「ぼうおん」メガゲンガーに対して、「このゆびとまれ」を持つフェアリータイプを刺すことが有効であると感じていたため、「フレンドガード」で味方の耐久を補うこともできるピッピを採用しました。

個別解説

ゲンガー 性格:ひかえめ 実数値:148-×-101-233-116-179 努力値:100-×-4-172-4-228 特性:のろわれボディ→かげふみ 持ち物:ゲンガナイト 技構成:シャドーボール/ヘドロばくだん/ほろびのうた/まもる H-B:いかく1回でA216ランドロスのダブルダメージ「じしん」確定耐え C139クレセリアのサイコショック最高乱数以外耐え C:H159-D132メガメタグロスをシャドーボールで確定一発 D:C139クレセリアの「サイコキネシス」確定耐え C147カプ・コケコの「10まんボルトZ」最高乱数以外耐え(フィールド無し) S:最速メガメタグロス抜き コンセプトにおける主軸。大会がランダムマッチ形式であることなどを踏まえて構築段階でカプ·コケコ/メガゲンガーとの対面は同速勝負を挑むよりも、こちらの取り巻きのポケモンで同速負けによる相手の一方的な試合展開を避ける立ち回りの方が最終勝率が高いと考えたこと、また、それが カプ·ブルル/ピッピの採用理由から可能であることや、すぐ下のSラインを意識する必要性の低さからも最速である必要はないと判断しました。 ・環境に多いメガメタグロスより早く行動し、1月のINCの環境で、僕の知っているプレイヤーの間で流行していたC222メガゲンガーの「シャドーボール」のダメージが確定一発から乱数耐えまでずらされてしまう最速メガメタグロスのH159-D132(C194サザンドラの「あくのはどう」耐え)のラインをCに性格補正をかけて崩したい。 ・最低限の耐久値は確保し、役割を遂行するための生存率を上げたい。 とも考えていたため、パメラさんがブログで公開していた調整を使用しました。
ガオガエン 性格:なまいき 実数値:200-135-134-×-132-58 努力値:236-0-188-×-76-0 特性:いかく 持ち物:フィラのみ 技構成:ねこだまし/フレアドライブ/とんぼがえり/まもる H:4n H-B:威嚇1回でA134「いのちのたま」オニシズクモの「アクアブレイク」確定耐え 威嚇2回でA216ランドロスの「じしんZ」確定耐え H-D: C147カプ·コケコのエレキフィールド「10万ボルトZ」 確定耐え C161「こだわりメガネ」カプ·レヒレのねっとう確定耐え S:最遅 コンセプトとのシナジーを考えてはたきおとすを入れずに「とんぼがえり」を採用した技構成。本来、ガオガエンの「はたきおとす」の役割対象になる半分回復きのみの所持率が高めなゲームスピードの遅いポケモンに対して、メガゲンガーが『ほろびのうた』を選択しやすいこともあって、「はたきおとす」を採用しなかった弊害はそこまで感じませんでした。 ビートダウンプランにおいても、メガゲンガーの「かげふみ」とガオガエン「とんぼがえり」による対面作りが強力であったため、ガオガエンの交代先に負担を与え無いようにSを58まで落としました。
耐久値は ・A216メガメタグロスの「アームハンマー」 ・C147カプ·コケコのエレキフィールド「10万ボルトZ」耐え をベースに考えました。Aには明確な調整ラインが思い浮かばず、『ほろびのうた』での詰めの特徴上、こちら側の残りポケモンの数が重要なことや、繰り出しからの「ねこだまし」や「いかく」の試行回数の多さが勝敗に大きく関わってくると感じていたため、努力値全てを耐久に回しました。余った努力値をB大きく配分しているのは、「ミズZ」以外のオニシズクモを考察したプレイヤーが「タイプ補正アイテム」+「アクアブレイク」でも「いかく」が入った状態では耐久に配分してるガオガエンを確定で落とせないことに気づき、「いのちのたま」での採用を思いつく可能性があると考えていたからです。

カプ・ブルル 性格:ようき 実数値:149-178-136-×-116-139 努力値:28-220-4-×-4-252 特性:グラスメイカー 持ち物:こだわりスカーフ 技構成:ウッドハンマー/ばかぢから/いわなだれ/まもる A:H177-B136カプ・レヒレを「ウッドハンマー」で確定一発 H-D:C182ヒードランのダブルダメージ「ねっぷう」最高乱数以外耐え S:最速 役割から「ウッドハンマー」は確定として、集中択でガオガエンを相手に押せる「ばかぢから」、「こだわりスカーフ」型であっても『ほろびのうた』/『トリックルーム』をターンを稼げる選択肢があった方が強いと考えたため「まもる」を採用。残りの1枠は迷ったが、ゲンガーに致命傷を与えてくるリザードンに対する打点や追加効果によるターン稼ぎを期待して、「いわなだれ」を採用しました。
ジャラランガ 性格:ひかえめ 実数値:161-x-146-154-127-252
努力値:84-×-4-156-12-252 特性:ぼうおん 持ち物:ジャラランガZ 技構成:スケルノイズ/かえんほうしゃ/みがわり/まもる H-B: A197ランドロスの「じしんZ」最高乱数以外耐え C217メガサーナイトの「サイコショック」最高乱数以外耐え C: ダブルダメージ「ブレイジングソウルビート」+C1段階上昇「スケルノイズ」でH197-D111サンダー確定 S:準速 ビートダウンプランで相手のフェアリータイプを前にもジャラランガを盤面に維持し続けたいことが多く、相手の後続のポケモンに対して『ほろびのうた』での詰めも狙いやすくなるため「みがわり」を採用した型としました。 単体性能を落とさずに最低限の耐久は確保した配分を使用したかったためパメラさんがブログで公開していた調整を使用しました。
カビゴン 性格:ゆうかん 実数値:254-162-113-×-130-31 努力値:148-140-220-×-0-0 特性:くいしんぼう 持ち物:ウイのみ 技構成:やつあたり/10まんばりき/はらだいこ/まもる H-B:A134「すいほう」+「アクアブレイクZ」確定耐え A:H167-B70 ブレードフォルムギルガルドを「10まんばりき」で最低乱数以外で一発 S: 最遅 (1)『ほろびのうた』ルートで「とんぼがえり」を相手の「まもる」で不発にされることを避けるために味方を対象に選択する機会が多いので、メガゲンガー方向に一貫する攻撃を集中されても耐えることのできるクッション的な駒が欲しい。 (2)『ほろびのうた』ルートでS58からの「」んぼがえりで」安全にメガゲンガーを盤面に着地させるプランを崩してくる『トリックルーム』を逆手に取りたい。 といった要望を叶えてくれるポケモン。 コンセプトと(1)から特性が「くいしんぼう」で「ピンチベリー」を持たせることと「まもる」は確定で、積み技は『ほろびのうた』だけとのシナジーを考えると 「のろい」 > 「はらだいこ 」ですが、(2)や「かげふみ」で相手の交代を防いでからの「いかく」サイクル/「とんぼがえり」からの対面操作で アドバンテージのとれる行動が 「はらだいこ」 > 「のろい」 だと感じたので「はらだいこ」型に。メインウェポンに反動の無い「やつあたり」を採用して、空いたスロットは ・『ほろびのうた』での詰めで押しやすい「リサイクル」 ・PT全体で打点が不足していて『トリックルーム』を覚えるウツロイドを縛れる単体じめん技(「10まんばりき」or「じだんだ」) で迷いましたが、カビゴンが「はらだいこ」を押さなければある程度の耐久があること、メガゲンガーの苦手なギルガルドを「はらだいこ」積まなくてもブレードフォルムであれば処理できることなどから「10まんばりき」を採用しました。 「10まんばりき」の採用理由からブレードフォルム状態のギルガルドを落とせるラインまでAをあげ、残りの努力値は海外の大会で結果を残しつつあるオニシズクモを意識し、A134「アクアブレイクZ」耐えまで振りました。
ピッピ 性格:なまいき 実数値:177-×-84-80-112-36 努力値:252-×-124-0-132-0 特性:フレンドガード 持ち物:しんかのきせき 技構成:このゆびとまれ/こごえるかぜ/てだすけ/まもる H-B:A182カプ·ブルルのグラスフィールド「ウッドハンマー」確定耐え H-D:C244メガゲンガーの「ヘドロばくだん」確定耐え S:最遅 初手で相手2体ともがメガゲンガーを縛ばってくる並びに対するサポートや対ジャラランガでピッピの隣をこちらのジャラランガ/カプ・ブルルに交代することで「ブレイジングソウルビート」を不発にすることのできるポケモン。役割とコンセプトから「このゆびとまれ」と「まもる」は確定で、残りの枠はギルガルドや耐久に大きく割いたメガメタグロスなどこちらのメガゲンガーの攻撃を耐えて返しで縛ってくるポケモンを強引に持っていくための「てだすけ」、「ちょうはつ」で止まってしまうのは嫌だったので、相手の「こだわりスカーフ」持ちのケアができる「こごえるかぜ」を採用しました。ミラーでも選出していくことを考えていたため、配分はC244のメガゲンガーの「ヘドロばくだん」、A182までのカプ·ブルルのグラスフィールド「ウッドハンマー」耐えまで振りました。

選出

・基本選出 ・トリックルームでのスイッチ展開が見えている場合 () ・メガゲンガーが相手の先発2体に縛られそうな場合やカプ·テテフ入りなど ・ミラー

雑感

・あみけさんのコメント
構築を組んだ僕自身は、最高レート1783でボーダーには乗ったもののそこから負けてしまって予選を抜けられませんでした...。 メガゲンガーを使ったこと自体は後悔はないのですが、C233のメガゲンガーの「シャドーボール」を耐えるDラインのメガメタグロスの存在自体は知っていたので使うのであれば、構築段階で「シャドーボール」を耐えられる前提でA197メタグロスの「じだんだ」(ついでにC172ランドロスの「だいちのちから」)を耐えるラインまで耐久に振った型を使用するべきだったかな~って思っています。 最後まで読んで頂きありがとうございました。 ・中山さんのコメント
Bo1かつ対戦相手のレベル、構築の系統の差が激しいインターネット大会において、極力読み合いを減らしつつ確実な勝ち筋を選べる構築は非常にマッチしており、精神的にもだいぶ楽になりました。全国大会の出場は四年ぶりなのですが前回は悔しい思いをしたため、今回こそはいい結果を出せるように精進していこうと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

執筆者

あみけえええ あみけ  中山 中山 

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