【VGC2018 第17回あいオフ4位構築(パーティ)】ドンドンドーン【ポケモン USUM ダブルバトル】

Bell(@Bell29916308)です。この度は第17回のあいオフで4位と好成績を収めることができたので、再びエモルガムに寄稿させてもらいました。


bell2.png 
ズガドーンを色違いにし、トリトドンが西の海の姿にすると赤3対青3で色合いがきれいになりました。


(Bellさんご本人に概略図の画像を提供いただきました!!)
JOrY6egz.jpg 

構築経緯


USUM発売にあたり新たにUBが3体も登場しました。物理耐久&火力お化けのツンデツンデカプキラーとして堅実に仕事をこなせるアーゴヨンそしてフェローチェに続く高速高火力低耐久の化身ズガドーン。いずれも一線級の強さを持っていますが今回私が注目したのはズガドーンです。ピーキーな性能と愛らしいクネクネしたしぐさで私の心を鷲掴みにしてしまいました。

ズガドーンを最大限に活躍させるためにまず火力補助としてメガリザードンYを採用し、狭い攻撃範囲と低耐久をケアするための取り巻きを考えていったら、最終的に炎タイプ2体、地面タイプ3体、水タイプ2体ととても偏った並びに落ち着いてしまいました。

個別解説


006-my (1) 
リザードン
性格おくびょう
実数値:153-x-99-211-135-167
努力値:x-x-4-252-x-252
特性もうか→ひでり
持ち物リザードナイトY
技構成ねっぷう/オーバーヒート/ソーラービーム/まもる
CS特化
B:端数

メインアタッカー兼火力補佐役。相手のランドロスが怖くない構築なのでCSに振り切り上から殴って制圧できるようにしました。晴れ下でのオーバーヒートの火力はすさまじく等倍相手なら大体吹きとばせます。ズガドーンと並べてオーバーヒート2回でポケモン2体を一気に倒すととても気持ちよくなれます。

技は高火力のオーバーヒート、範囲技のねっぷうと構築全体で打点に欠けるカプ・レヒレの処理にソーラービームを、そして大切に扱う必要があったためまもるを採用しました。

806 (1) 
ズガドーン
性格:おくびょう
実数値:129-x-84-203-100-162
努力値:4-x-84-252-4-164
特性:ビーストブースト
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:ねっぷう/オーバーヒート/かえんほうしゃ/シャドーボール
C:全振り
S:最速カプ・テテフ抜き、
H-B:霊獣ランドロスのダブルダメージいわなだれ耐え、A-1メガガルーラのふいうち耐え
D:端数

メインアタッカー。ひかえめにするとちょうどカプ・テテフより1遅くなってしまうのでおくびょうにして抜けるようにし、余りを耐久に振ったらちょうどランドロスのいわなだれを耐える調整が完成しました。耐久調整をしたリザードンの半分の耐久値しかありませんが、9タイプに耐性のある優秀なタイプなので1回は攻撃を耐えてくれることが多かったです。

運用としては初手にリザードンと並べてオーバーヒートを撃ち込み破壊、一度引いて裏を削ってから晴れねっぷうで一掃という動かし方がとても強かったです。一度ビーストブーストを発動させた後の晴れねっぷうの火力はA+4テラキオンのいわなだれを超える火力になるため詰め筋としての役割が優秀でした。

従来のリザードン軸では重くのしかかってきたランドロスに上からオーバーヒートを叩き込んで破壊できるのがとにかく偉かったです。オーバーヒートで相手を倒すことができたなら特性でC下降を1段階に抑えられ、置物になることを防げます。(耐久無振りカプ・コケコを倒せる程度の火力は出る)

ねこだましの効かないこだわりスカーフ持ちという点も優秀で、相手の行動を読みやすくしてくれました。ガルーラはメガシンカせずにねこだましかふいうちをしてくるのでランドロスかガブリアスに引くのが安定となります。

技に関しては高火力のオーバーヒート、範囲技のねっぷうに加えて命中安定のかえんほうしゃと天候を奪われた場合でも腐らないようにシャドーボールを採用しました。覚える技の範囲が狭く、他の候補としては害悪系統に刺さるトリック、重いメガボーマンダを殴れるめざめるパワー氷、ヒ―ドランの打点となるめざめるパワー地程度しかありません。専用技のビックリヘッドは自陣に与える被害が尋常でないので採用しようとするとそれ専用の構築を組まなければならないと思います。

645-s (1) 
ランドロス(霊獣)
性格:いじっぱり
実数値:189-200-111-x-109-125
努力値:196-132-4-x-68-108
特性いかく
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:じしん/がんせきふうじ/ばかぢから/とんぼがえり
H-D:無補正フェローチェのれいとうビーム耐え
S:最速バンギラス抜き
A:残り
B:端数

上記の2体だとバンギラス、ヒ―ドランが重すぎたためそこに有利を取れて低い耐久を補えることから採用。受けだす前提なので耐久を高めるとつげきチョッキを持たせました。

Sには最低限度しか振っていないため相手のランドロスに怯まされることが多発したものの後攻とんぼがえりでエースを再登場させる動きがとても強かったです。無難に強くて書くことがあまりありません。

技構成はタイプ一致打点でリザードンと並んだ際に強いじしんとバンギラス、ヒ―ドランへの打点となるばかぢから、上記のように強かったとんぼがえり、そして岩技にはS操作としても優秀ながんせきふうじを採用しました。素早さの低いポケモンのいわなだれは弱いです。

トリトドン 
トリトドン
性格:れいせい
実数値:200-x-103-146-117-39
努力値:108-x-116-164-116-0
特性:よびみず
持ち物:オボンのみ
技構成:だいちのちから/れいとうビーム/ヘドロばくだん/まもる
H-B:メガボーマンダのすてみタックルを最高乱数切り耐え
H-D:ギルガルドのシャドーボールZを最高乱数切り耐え
C:H振りカプ・ブルルをヘドロばくだんで乱数一発(最低乱数切り)
※あいオフでは火力を落として耐久に厚い個体を使っていたがそのせいで3決で負けてしまったため変更

構築名遊びのようになってしまった原因。ガオガエン入りトリパが重いため、取り巻きのカプ・ブルル、クチートに打点がありバンギラスとヒ―ドランに選出段階で圧力をかけられてついでに雨にも強そうな枠として採用しました。また水打点に依存しない水タイプというのも採用理由の一つです。

全ての数値が低く丁寧に扱わないとすぐに倒れてしまいます。混乱実を持たせてもあまり発動しないのでオボンのみを持たせました。たつじんのおびなどの火力補助アイテムを持たせても良いかもしれません。しかし、選出できる相手に対する詰ませ性能には目を見張るものがありました。

788.png 
カプ・レヒレ
性格:ひかえめ
実数値:175-x-136-154-153-112
努力値:236-x-4-196-20-52
特性:ミストメイカー
持ち物:ウイのみ
技構成:ムーンフォース/こごえるかぜ/めいそう/まもる
H-D:エレキフィールド下でおくびょうカプ・コケコの10まんボルトを確定耐え
S:S-1状態の100族抜き
C:11n
B:端数

この構築は相手のカプ・コケコ+ボーマンダの並びがかなり重いのでカプZを意識してHを4nにした方が良いと思います。

この枠は元々てだすけを覚えさせたクレセリアだったのですが構築全体でジャラランガ(とバンギラス、ヒ―ドラン)が非常に重いことが発覚したことから「これら(竜、岩、炎)に耐性を持ちつつ何らかのS操作手段があり、雨とある程度戦える」という条件でいろいろ模索し、クレセリアをポ二の祭壇に祭った結果この型のカプ・レヒレが誕生しました。

こごえるかぜは読まれることが少なく特にサイクルを回しながらジャラランガを軟着陸させる類の構築に刺さりました。またリザードンとの相性がとても良くて相手をほどほどに削りねっぷう圏内に押し込む動きが非常に強かったです。ジャラランガが重めの構築に組み込みやすい汎用性のある良いポケモンだと思うのでもっと増えてジャラランガの住みにくい環境になってほしいです。

技については採用理由であるこごえるかぜ、タイプ一致打点のムーンフォース、大事に扱いたいのでまもるまではすぐに決まりました。しかし残りの1枠については諸説あり、前述の通り晴れを維持することが前提のこの構築におけるだくりゅうはあまりに弱く不採用。ここで採用しためいそうはクレセリアほどの耐久があるわけでもなくタイプ一致打点が一つでさらにそれが単体技とやや扱い辛い点が目立ち、他にはいろいろとできそうなちょうはつかある程度削れたバンギラスに天候を奪われて困ったときに場合に使えるハイドロポンプなどが考えられます。ここは使用構築に合わせて好きに変えて良いです。

445 (1) 
ガブリアス
性格:ようき
実数値:183-182-115-x-106-169
努力値:x-252-x-x-4-252
特性:さめはだ
持ち物:ジメンZ
技構成:じしん/がんせきふうじ/どくづき/まもる
AS特化
D:端数

これだけしてもまだバンギラスとヒ―ドランが重かったので岩と炎に耐性を持ちつつこれらを殴れる第二のランドロスとして採用しました。Z枠が余っていたことから持たせたところWCS2017のような状況が多々発生しました。無難に強かったのですがやはり氷4倍弱点が2体いることによる動かしにくさが気になりました。変更するならばこの枠だと思います。

現環境で100族より素早さが高いのは魅力的で、リザードンが多いようならばもっと使用率が増えてもおかしくないポケモンだと思いました。耐久が足りないと感じる場面が多かったためカプ・テテフのムーンフォースを耐えるくらいまで耐久を振っても良いかもしれません。

ガブリアスのジメンZは読まれがちで、またランドロスのまもるを想定していない立ち回りをされることが多かったためこれらの持ち物を入れ替えても面白いかと思います。

技について、いわなだれを撃つ盤面は怯ませなければ負けにつながる場面であることが大半であったことからこれは採用せず、代わりに別の勝ち筋につながるがんせきふうじを採用しました。どくづきはジャラランガ軸に入っていることの多いカプ・ブルルを意識して採用しました。ジリ貧になりそうな盤面でカビゴンに撃つこともあります。



雑感


サイドチェンなどの小細工を気にせずにクレセリアを焼きバナナにできるので使っていて楽しかったです。またガルーラ軸、リザードン軸、メガライボルト入りコントロール系統には強く出られる一方で最近流行りのボーマンダ+カプ・コケコやバンギラス、サンダー入りのテテフグロスが苦手でINCでは勝ちきれませんでした。あとメレラキ相手にはラッキーの隣のポケモンをズガドーンの養分にすれば勝てると思い込んでいたところスキルスワップで特性を奪われて困ってしまうこともありました。

ズガドーン軸は未開拓でまだまだ可能性を秘めているのでこの記事を読んで興味が湧いたら考察してみてください。


執筆者


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かつて住んでいたローテ村が彗星の衝突により消滅したためダブル市に移住してきた。

主な実績
第127回週末ローテ大会優勝
第34回京大カップ(アローラダブル)優勝

過去の記事
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