【S6全国ダブル 最終2003】CH(A)LKカグヤ

お久しぶりです、凛(@gozira2004)です。今回はSM環境の最終シーズンに使用し、レート2003を達成した構築の紹介となります。


凛さん 


目次


-構築経緯
-個別解説
-選出
-雑感
-執筆者


 

構築経緯


構築経緯としては、レートでガルーラやサーナイトを使っていた時にテッカグヤが非常に崩しにくく、上手い人には詰まされて負けることが多かったのでテッカグヤで詰ませる構築を使いたいと思いました。アローラダブルでウインディやコケコが大繁殖してい一方で、全国ダブルでは威嚇枠はほぼランドロスかボーマンダ、コケコがいる構築もいるもののアローラダブルに比べれば少ない、そしてテッカグヤに有効打を持つポケモンはどの構築にもせいぜい1〜2匹しかいないことが多いため周りでテッカグヤの障害を排除すればテッカグヤ詰めが狙えることが多いです。 しかしテッカグヤと言えども雨パーティにはゴリ押しされてしまうため、取り巻きで雨に強くする必要があると感じました。しかしこちらの記事(infinityju.blog.fc2.com/blog-entry-25.…)を見て、なるほどカグヤ自身が雨パへのカードとなれば味方の負担を減らせる上にビーストブーストを発動させなくともDをあげて相手の攻撃を受けきれるのは強い、と感じたためミストシードテッカグヤ+レヒレから構築。そこからなるべく不特定多数のパーティに対して有利をとれるようにしました。以下採用順に個別解説。

 

個別解説

 
797 (1) 
テッカグヤ
性格しんちょう
実数値201-122-137-*-154-84
努力値228-4-108-0-148-20
特性ビーストブースト
持ち物ミストシード
技構成:アクロバット/やどりぎのタネ/ワイドガード/まもる

配分は参考元のたいきさんのものと同じものを使いました。(参考元
 
この構築のエースであり、周りのポケモンで相手の炎・電気タイプを排除してテッカグヤで詰ませることを強力な勝ち筋としています。前述した通り全国ダブルではアローラダブルよりテッカグヤを甘く見た構築が多いため刺さりは上々でした。特にメタグロス軸の構築はテッカグヤへの殺意が薄いケースが多く、序盤に数的不利をとってもテッカグヤで詰ませて逆転する試合が多々ありました。

場に出した段階でDがあがるため、ドランなどの前で強気に居座れるのもグッド。最悪弱点のZ技をくらっても耐えることが多いですね、とにかく硬い。Z技がないor消費した後のドラン、ガモス、サンダー、ボルトロスであれば打ち勝つこともできます。(リザードンやカプ・コケコレベルになると受けきるのは難しいので他の味方に処理を任せた方が吉)
 
ビーストブーストに頼らずともDをあげられる点とアクロバットで厄介なルンパッパやウルガモスを倒せる点、叩き落とすに耐性がつくのが強みですが、残飯による回復は見込めないので早いうちに宿り木をうちこんでおかないと等倍物理技でゴリ押しで倒されてしまうこともあるので要注意です。基本的には先発の味方で頭数を減らすか相手をアクロバット圏内に押し込んだところで繰り出し、要塞化を目指します。

技構成については、火炎放射が欲しい場面もありましたがそれ以上にワイドガードが強かったです。味方を濁流や地震から守れ、雪崩による運負けもなくせるのが偉くかつ意外と読まれませんでした。普通にサナランドがテッカグヤの前で躊躇なくハイボ雪崩ぶっぱなしてくる時とかしょっちゅうあったんですがそういう人たちは青いサイトでテッカグヤの覚える技確認した方がいいかと思います。

間違いなくこの構築のMVP。

788 (1)
カプ・レヒレ
性格:ひかえめ
実数値175-*-136-154-152-113
努力値236-x-4-196-12-60
特性ミストメイカー
持ち物:ミズZ
技構成:だくりゅう/ムーンフォース/めいそう/まもる

配分は眼鏡レヒレの流用。耐久の目安としてはC222メガゲンガーのヘドロ爆弾最高乱数切り耐え。

軸であるテッカグヤのミストシードを発動させるトリガー要員かつ削り役。ガルーラスタンや雨パへの刺さりやトリル耐性を考えてもテテフよりレヒレかなってことで採用しました。

ミストフィールドを展開させつつ序盤から中盤にかけて相手全体を削り、後発のテッカグヤやランドロスの圏内に相手を押し込む役割を担います。

持ち物に関してですが、最初は眼鏡を持っていたのですが基本選出がガルーラ・ランドロス・レヒレ・テッカグヤと固まってきた時に、基本選出にZが入らないのは弱いと感じて変更しました。これにより拘らずとも瞬間的に眼鏡以上の火力を出せ、濁流の命中不安も補えるのでなかなか使用感はよかったです。雨下ならメガラグラージをほぼ一発で飛ばせるのがいいですね。Z技にしては火力が貧弱なのは確かなのですが、これも削り残しをテッカグヤのビーストブーストの餌にすることもできると捉えればそこまでマイナスにはなりませんでした。

濁流もドロポンもZで威力がそこまで変わらなかったので普段も連打しやすい濁流にしました。瞑想はトリパに対して、ガルレヒレから入って猫+瞑想→捨て身+水Zのように動くことでトリル要員を落としにかかる動きもできますし、何より放置されそうな時に積めばそれだけで相手に強烈な圧力をかけられるため採用しました。そこそこ使いましたが相手の瞑想レヒレやラッキー系統に抗えるように挑発や黒い霧をいれても面白いと思います。

無難に強かったですが大事な試合の肝心な場面でいっつもメタグロスに怯まされて負ける戦犯枠でもありました。メタグロスを許すな。

115-m (1)
ガルーラ
性格いじっぱり
実数値185-189-125-*-145-124
努力値36-212-36-0-196-28
特性きもったま→おやこあい
持ち物ガルーラナイト
技構成:すてみタックル/ねこだまし/ドレインパンチ/かみくだく

C161眼鏡キングドラの雨ハイドロポンプ耐え、A200カプ・ブルルのグラス下ウッドハンマー最高乱数切り耐え

ここまででメガ枠がいないためテッカグヤの障害をなぎ倒してもらうべくこの枠に当てはまるポケモンを考えたのですが
・じっくり腰を据えて戦う構築なので犬死しににくい
・テッカグヤの弱点をある程度カバーできる
・パワーがある
こんなんガルーラでええやん、となりガルーラ採用。自分がある程度使い勝手を知っているためガルーラに落ちつきましたが、単純に炎・電気に強いという要素を見ればバンギラスやプテラも候補にはあがってくるので一考の余地はあります。

技構成に関しては、猫騙しは確定、テテフや耐久にふってないリザードンを落としきるために捨て身、ドランバンギをエネルギータンクに変えられかつ構築全体で重いカミツルギにダメージを見込めるドレインパンチ、不意うちが読まれすぎてまるで機能しなかったので居座られると面倒なゲンガーやガルドに奇襲できる噛み砕くとしました。特にギルガルドは場に残しておくとランドロスで詰める時にワイガで邪魔されて厄介なのでガルーラから打点持てるのはなかなかよかったです。  最終日付近にサブロムで回した時は噛み砕くを鋼意識の炎のパンチにして回していましたが、どーいうわけかガラガラとやたらと遭遇したので噛み砕くがよかったな…ってなりました。結局ラス枠は好み。

テッカグヤの天敵であるリザードンやサンダーの相手をしてもらうためDに厚めにふり、ブルルやオニシズクモいりのトリパにも簡単にはやられないようにBにも少しふった感じです。

邪魔になりそうなやつを一体ずつ消しとばしてもらうだけなのであまり言うことがないです。

 
645-s.png
ランドロス
性格いじっぱり
実数値175-212-111-*-101-136
努力値84-220-4-*-4-196
特性いかく
持ち物こだわりスカーフ
技構成:じしん/いわなだれ/ばかぢから/とんぼがえり

配分 A216霊獣ランドロスのWダメ地震最高乱数切り耐えのテラキオンを馬鹿力で25%の乱数  準速フェローチェ抜き

いつもの威嚇枠。テッカグヤの苦手な炎電気に全般的に強く物理耐久を底上げできて削れた相手を一掃する第二の詰め筋ともなれるのでとてもマッチしていました。

エルテラが面倒だったので馬鹿力でそこそこ固いテラキオンをなるべく落とせるようにしたいけどスカーフテテフに飛ばされては困るから耐久も削りたくないってなったので仕方なくSを削りました。一応相手のスカーフランドロスの雪崩はテッカグヤのワイガでケアできるので一応なんとかなることは多かったですが。(馬鹿力で落とせないテラキオンが現れたら配分変えようとしてたのですが結局当たったテラキオンはみんな馬鹿力で落ちました)

あとは特別語ることはあんまりない普通のスカーフランドロスです。終盤テッカグヤと並べれば地震を打ち放題なのでコイツをたてることを考える場合は浮いている相手を優先的に処理します。
 

 
488 (1)
クレセリア
性格:ひかえめ
実数値227-*-140-137-150-108 
努力値252-*-0-236-0-20
特性ふゆう
持ち物バンジのみ
技構成サイコショック/こごえるかぜ/どくどく/トリックルーム

配分 170-110メガボーマンダをWダメこごえるかぜで高乱数2発
最速ガラガラ抜き抜き
書いてて気づきましたがHPは4nにした方がいいです。

上4体は基本選出かつ構築作成当初から変わらないメンバーですが、残り2体は決めるのな苦労しました。テッカグヤとレヒレへのマークが厳しいリザードンやコケコいりへの駒が必要だったのでそこを意識しました。

というわけでまずはテッカグヤが苦手な、素早い電気タイプへの切り返しとして2種類のS操作が使え、ランドロスも安定して処理できるクレセリアを採用。
 
ギルガルドが台頭してきてからは、Z技で倒されてしまうクレセリアよりポリゴン2の方が強いのでは?と思うこともありましたが、この構築はトリルへの依存度は少ないため無理にクレセリアを選出する必要もなかったので気になりませんでした。むしろクレセリアに釣られて出てきたギルガルドやサザンドラはテッカグヤのカモなので美味い。

主にリザードンをはじめ、テッカグヤへのマークが厳しいと感じた構築に対して選出し、二種類のS操作を使い分けて場を整えます。瞑想クレセリアやカビゴンに対して毒を盛るのも重要な仕事です。瞑想レヒレに確実に削りをいれるためにサイコショック採用。

クレセリアをいれたことによりスタン系統の構築相手に選出の幅が広がりました。

 
485 (1)
ヒードラン
性格ひかえめ
実数値198-*-126-200-126-98
努力値:252-0-0-252-0-4
特性もらいび
持ち物シュカのみ
技構成:ねっぷう/だいちのちから/ほえる/まもる

この枠もクレセのS操作とあわせて相手の炎・電気タイプに強めなポケモンを想定していました。ガラガラ+クレセリアという組み合わせも試したことはあるのですが、どちらもギルガルドに弱くセットにしてもピンにしても選出しにくかったので、ギルガルドに強く、炎タイプの中でリザードン耐性が一番強くなりそうなヒードランにしました。
 
前のめりな構築だとトリルドランで崩壊しかねない場合もあるため、選出圧力にもなっていたと思います。リザードンも安易に熱風を撃てなくなりますし。

滅びの歌により害悪耐性を担わせていたガラガラを抜いてしまったため、かなり強引に吠えるをぶちこみました。ラッキーが積みにきた段階で吠えればまだ抗いやすくなることや、ガチトリパにもガルーラで猫騙ししながらトリル要員に吠えれば勝ちやすくなる…と考えていましたが結局一度も使いませんでした…。汎用性を重視するならラスターカノンの方が絶対にいいです。

レヒレの登場により明らかに弱体化したポケモンではあるはずですが、高い数値と稀有な耐性を持っているが故に他に代わりがいない、といった感じ。

また、最終日付近はサブロムでこの枠をヒートロトムに差し替えて潜っていました。レート2000はいけなかったものの1997までは到達し、使用感もなかなかよかったです。興味がある方は僕のブログの方もどうぞ。


 


 

選出


VS ガルーラ、テテフグロス、その他諸々
先発 ガルーラ+カプ・レヒレ
115-m (1)788 (1)
後発 ランドロス+テッカグヤ
645-s.png797 (1)
または
先発ガルーラ+クレセリア
115-m (1)488 (1)
後発ランドロス+ヒードランorカプ・レヒレなど
645-s.png485 (2)or788 (1)

 基本選出。これが無理なく通せる場合はかなり勝率はいいです。猫+水Zみたいな感じで動かしてとになく残数減らして最後はカグヤを突破できなくさせて勝ち。処理の優先順位はガルーラ>>>>炎・電気タイプ>>>ランドロスやレヒレ>>その他諸々って感じです。なんでガルーラが一番上なんだよって感じですがレヒレに瞑想2回積まれるよりガルーラにグロパン2回積まれた方がヤバいからですね。構築全体のDがテッカグヤはじめかなり高いので瞑想レヒレに積まれても余裕はあります、ガルーラの処理を優先しましょう。

 バレルでサポートしてグロパンガルーラをたててくる構築とかはけっこうめんどくさいのですがガルーラに攻撃を一任した構築は環境的に逆風であるため(テテフグロスや役割集中型の雨の台頭により)数は減っていると思います。当たったらテッカグヤとランドロスで頑張ります。

 テテフグロスに関してもレヒレが怯まないで水Zをぶちこめれば最終的にテッカグヤで詰めて勝てます。怯まなければ。

 ガルーラスタンと再戦になった場合は、クレセリアで場を荒らしてからレヒレを降臨させて水Zをぶちこむ動きをすることもありました。その場合は最終的にランドロスで詰めにいければ理想的です。

VS リザードン
先発 ヒードラン+クレセリア
485 (2)488 (1)
後発 ガルーラ+ランドロス
115-m (1)645-s.png

レヒレ・カグヤ共々リザードンに不利をとるため選出は極力控えます。リザードン構築にはランドロスが全体的に刺さっていることが多いので、毒盛るなり熱風連打するなりで頑張って相手のクレセを削って終盤ランドロスで地震か雪崩を連打できる状況に持っていきます。

エルテラ系統は、ランドロスクレセリアとだして馬鹿力凍える風orトリルとして叩かせないようにすれば、ランドロスクレセリア共に刺さっているためそう負けないはずです。

VS雨 
先発 テッカグヤ+カプ・レヒレ
797 (1)788 (1)
後発 ガルーラ+残りから選択
115-m (1)

ミストシードを起動してアクロバットでルンパッパ、水Zでラグラージ、ナットレイをガルランドで処理できるようにします。ミストシードテッカグヤのおかげでガルーラスタンにしては雨に強めです。


 

雑感


前期に雨パやテテフグロスが結果を残した影響もあり、これらのQRやコピーパとかなりマッチングしたのですが、あまり取りこぼすことなく勝ちを拾えたのがレートを伸ばせた要因だと考えています。あと、単純に能力値が高い6体を詰め込んだことで力負けすることは少なくなりました。やっぱり種族値は偉大ですね。

構築単位で無理、という相手は少ないのですが、相手の動きに対応した丁寧なプレイングが求められる構築なので集中していない時はあっさり負けますし、序盤にレヒレがZを使う前に怯んで落とされてしまうとサイクル負けしてしまうこともあるのでそこがもどかしかったです。

より素早く、火力があるエースに相手の頭数を減らさせて、後続で詰める動きができる構築が理想的だと思います。また新しい構築を考える時はそのあたりの要素も取り入れていきたいですね。

ここまで読んでくださりありがとうございました。


 

執筆者


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中ぽけ老害/VGC/故トリプル/画竜点睛/将棋/FC 2552 3185 9680 好きなポケモンはリザードン。嫌いなポケモンはテテフグロスと雪崩しか押さないバンドリ。

主な実績
SM 
S1 WCSレート2003 
S3 全国ダブルレート2012
S4 全国ダブルレート2001
S6 全国ダブルレート2003

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