【S5全国ダブル 2004 14位 3シーズン2000越え】バンドリマンダ
- 2017/09/19
- 20:00
初めまして、へいか(@He1kap0ke)と申します。




今回は3シーズンでレート2000越えを達成したバンドリマンダ構築の紹介をさせていただきます。
構築記事を書くことは今回が初めてなので、読み辛い点もあるかと思いますが、最後まで見てもらえると嬉しいです。
構築経緯
バンク解禁後のガルーラスタン弱体化(当時はそう思っていた)、サナバレル不在、守り神(カプ系)の流行。それならば自分の好きなバンドリマンダでトップを狙えるのでは?と思い、6世代のテンプレートであるバンドリマンダバレルマリルリガルドを軸に構築を考え始めた。
メガガルーラの弱体化とフィールドの影響を受けてモロバレルの必要性が薄くなったのではないかということと、個人的にギルガルドのキングシールドの絡んだ択が好きではなかったので、この2体をカプ・コケコとテッカグヤに変更して6体が決定した。
個別解説

バンギラス
性格:陽気
実数値:175-186-131-x-120-124
努力値:0-252-4-0-0-252
特性:砂起こし
持ち物:拘りスカーフ技構成:岩雪崩 噛み砕く けたぐり 冷凍パンチ
対晴れ、雨。
後発から出して天候を奪い、相手の火力・素早さを削ぐ役割が1番多い。
またクレセの削りと終盤の〆も行ってもらう。
選出率5位
ドリュウズ
性格:意地っ張り
実数値:185-205-81-x-85-140
努力値:0-252-4-0-0-252
特性:砂かき
持ち物:気合の襷技構成:地震 アイアンヘッド 岩雪崩 守る
構築名に名前が入っていながら完全に見せポケと化しているポケモン。
役割はランドロスの誘導、テテフ・電気タイプの抑制。
S2初期は地面Zで使用していたがZ枠2体に使い辛さを感じたことと、相手の攻撃1発で落ちるドリュウズが扱い辛いため襷になった。
よっぽど刺さっているか、御三家誓い、コケコライチュウなどのパーティにしか選出しない。
選出率最下位

ボーマンダ
性格:臆病
実数値:171-x-100-162-100-167→171-x-150-178-110-189
努力値:4-0-0-252-0-252
特性:威嚇→スカイスキン
持ち物:ボーマンダナイト
技構成:ハイパーボイス 龍の波動 火炎放射 守る
メガ枠でありエース。序盤の削りから終盤の〆までこなす。
s2初期は控えめで使用していたが、カミツルギ、メガメタグロス、ライチュウ(通常)、エルテラとマッチングする度に苦しくなるのが嫌で臆病に変更した。
臆病だと無振り霊獣ランドロスが確2から乱数に変わったり、後述のコケコと合わせたクレセリアの処理確率が下がるので悩みどころ。
選出率1位、100%

カプ・コケコ
性格:臆病
実数値:145-x-106-147-95-200
努力値:0-0-4-252-0-252
特性:エレキメイカー
持ち物:カプZ
技構成:10万ボルト マジカルシャイン 自然の怒り 守る
Z枠。序盤の削り、終盤の〆がお仕事。
s2ではガブリアス、ガラガラRなど電気対策枠が環境に多いと予想し、相手に左右されずに削りたい相手を削れるカプZを採用した。カプZは読まれにくいため、有効打がないと思っている相手のプランを一気に崩すことができる。
守られなければメガボーマンダのハイパーボイスと合わせてほぼすべての相手を倒せるので想像以上に強かった。
選出率2位
マリルリ
性格:意地っ張り
実数値:207-112-100-x-100-71
努力値:252-252-0-0-0-4
特性:力持ち
持ち物:突撃チョッキ
技構成:滝登り じゃれつく 叩き落とす アクアジェット
実数値:207-112-100-x-100-71
努力値:252-252-0-0-0-4
特性:力持ち
持ち物:突撃チョッキ
技構成:滝登り じゃれつく 叩き落とす アクアジェット
対雨、対トリル。
ガルーラスタンでは主にクレセ、ドラン、レヒレを相手にすることが多い。
レヒレにするか迷ったが、先制技が使えることを評価して採用した。
選出率4位

テッカグヤ
性格:慎重
実数値:204-121-123-x-168-62
努力値:252-0-0-0-252-4
特性:ビーストブースト
持ち物:食べ残し
技構成:ヘビーボンバー 宿り木の種 ワイドガード 守る
対雨、対トリル。詰め要因特化であるためブーストすれば特殊耐久は中々のもので、ドランやサンダー、雨パに強気に動けるようになる。
技構成について。火炎放射が欲しいときもあるが、ワイドガードで得られるアドバンテージが大きいと感じているため採用している。特に拘っているランドやレヒレ、単体炎技を持っていないドランではテッカグヤへの有効打がないケースが多いため、宿り木を当てるだけで勝ちにもっていける。
技の被弾回数が他のポケモンと比較しても圧倒的に多いのでよく燃えるし凍るし怯んでいる。
選出率3位
選出
基本選出
先発



後発



vsガルーラスタン
基本選出の4体
ドランをマリルリで処理してテッカグヤで詰ませにいくのが理想
カプZはマンダに対して打点を持っているクレセやレヒレに打つ。
勝率約7割5分
vsリザYスタン
先発



後発



初手リザ対面は守る可能性が高いので隣にカプZを打つ。ただし霊獣ボルトが後ろに控えている場合は守られることを覚悟でリザ方向に打ちます。
最近はリザ自身がS操作してきたりゴーストZギルガルドやフェローチェなどあまり得意ではないポケモンが組み込まれていたりするので、勝率が落ちてきている。
勝率約6割5分
vs雨
先発



後発



初手雨選出の場合はマンダをバンギに交代、マリルリで雨エースを殴る。
エースの処理に失敗した場合は水Zを受けなければ相手はテッカグヤの処理に苦労するので、砂を起こすか隙を見てブーストするかで詰めていく。
勝率約7割5分
vsテテフグロス
基本選出の4体
ドラン、サンダー、グロスの雷パンチなどに注意すればテッカグヤで詰めていける。
サンダーがオボンでなければカプZ+龍の波動で追い風をさせずに処理できるので有利に試合を運べる。
勝率約約7割5分
vsバンドリマンダ(ミラー)
基本選出の4体
初手バンドリならばコケコをカグヤに引いてマンダは守る。ワイガをしつつ放射をドリュ方向に打って削る。
ドリュを優先的に倒せばコケコで上を取ることが出来るので1番安定すると思う。
勝率約9割5分
vsツボラキ
基本選出の4体
トリルを防ぐのは難しいので無理に防がず、トリルが切れるターンにコケコとカグヤを並べてカプZ+ヘビボンでラッキーを倒す。
丸くなるや2回のガードシェアによって失敗した場合はラッキー以外を先に倒し、意地でも叩きと宿り木を当ててあとは早押ししましょう。
勝率10割
vs滅び
先発



後発



たぶんこの4体がベストだとは思うが選出順や立ち回りについては正解がない。
確定して言えることは、相手には金縛りがあるので大事な場面でハイボが打てなくなることがないよう龍の波動を交えて削っていくこと。
勝率約4割
重いポケモン
・カプ・コケコ、サンダー、霊獣ボルト
バンドリが出せないパーティ(ほとんどそう)にいる電気枠
・カミツルギ、ナットレイ
炎技をマンダしか所持していないので早い段階でマンダが落ちると詰みます
不利な構築
・ガルサンダー
初手にこの2体が来た場合猫だましでカプZが妨害されて追い風されるので厳しい
・積み構築(最近増えたペルシアンコケコマンダカビゴン系統のパーティ)
・滅び
これらの構築には勝率約4割、またはそれ以下
雑感
公開するか迷いましたが、記念に記事書くことにしました。
広い範囲に安定して戦えるパーティになったので完成度は高いと思っています。
これを機にバンドリ使いが増えてくれればうれしいです。
質問などがございましたら気軽に質問してください。
執筆者
ポケモン ダブル勢 SM全国ダブル 2008(S2),2014(S4),2004(S5) マルチもよくやってます
主な実績
SM 全国ダブル
(s2)2008
(s4)2014
(s5)2004